【佐賀】仏壇でおすすめの種類は?木材の特徴や宗派などそれぞれ解説

【佐賀】仏壇選びのポイントを種類や木材・宗派ごとに解説-仏壇選びをサポートします

佐賀で仏壇の購入を検討中の方へ、仏壇の種類が多くて悩んでいませんか?

こちらでは、仏壇を選ぶ際に知っておきたい金仏壇・唐木仏壇・家具調仏壇・モダン仏壇のそれぞれの特徴や、仏壇に使われる木材、宗派による選び方の違いまで解説します。

失敗しない仏壇選びをサポートする内容になっていますので、ぜひ最後までご一読ください。

【仏壇の基礎知識】4つの種類の特徴

【仏壇の基礎知識】4つの種類の特徴

仏壇は大きく分けると、以下4つに分類できます。それぞれの特徴を理解して、ご自身に合った仏壇選びの参考にしてみてください。

仏壇の種類 特徴
金仏壇 漆塗りや金箔が施された豪華絢爛な仏壇で、職人の手により長い年月をかけて製作される
唐木仏壇 黒檀や紫檀などの唐木と呼ばれる木材が使用された仏壇で、重厚感と高級感が特徴
家具調仏壇 現代の住宅事情に合わせて作られた、洋室や和モダンな部屋にも馴染みやすいデザインの仏壇
モダン仏壇 従来の仏壇の概念にとらわれず、ガラスや金属・LED照明などを用いた現代的なデザインが特徴

マンションなどには、家具調仏壇やモダン仏壇のコンパクト型もおすすめです。

仏壇に使用される木材の特徴

仏壇に使用される木材の特徴

仏壇に使われる木材は、見た目の美しさだけでなく、強度や耐久性、乾燥性に優れた「銘木」と呼ばれる高級な木材が使用されます。仏壇は何世代にも渡った使用を前提としているため、このような木材が使用されるようになりました。

仏壇に使われる銘木には、大きく分けて「唐木」と「その他の銘木」があります。以下、それぞれ詳しく解説します。

唐木

おもに熱帯地方に育つ広葉樹で、唐(中国)を経由して日本に伝わったため、「唐木」と呼ばれるようになりました。

木材名 特徴
黒檀(コクタン)
  • インド南部やインドネシア、スリランカなどが原産
  • 黒地に木目が美しく浮き出ている
  • 「木のダイヤモンド」と称される最高級品
  • 極めて固く、耐久性に優れ、乾燥性がよく虫や菌に侵されにくい
紫檀(シタン)
  • タイやベトナム、ラオスなどが原産地
  • 赤褐色~黒色で縞模様がある
  • 硬質かつ緻密で、腐りにくく耐久性が極めて高い
鉄刀木(タガヤサン)
  • タイやインド、ミャンマー、インドネシア、アフリカなどが原産地
  • 縞模様が特徴で耐久性が高い

重厚感があり、落ち着いた色合いと美しい木目が特徴です。正倉院の宝物にも使用されている木材で耐久性は歴史が実証しています。高級家具や床柱、楽器などにも使用されます。

その他の銘木

唐木以外の銘木では、以下の木材が仏壇に使用されます。

木材名 特徴
欅(ケヤキ)
  • 日本の代表的な銘木のひとつ
  • 北海道を除いた日本各地、台湾、中国などで産出
  • 材質の固さや板目の美しさから仏壇や寺院仏具、神棚などによく使用される
桜(サクラ)
  • 淡いピンク色の花と滑らかな木肌が特徴
  • 日本では古くから親しまれている
檜(ヒノキ)
  • 美しい白色と光沢があり、独特の芳香を持つ
  • 耐久性が高く、虫を寄せ付けにくい
桑(クワ)
  • とくに良材とされるのが伊豆諸島の御蔵島や三宅島で産出される「島桑」
  • 緻密な年輪と美しい木目が特徴で、国内の銘木の中では最高級とされる
胡桃(クルミ)
  • 家具材としても人気が高く、その魅力は美しい木目と耐久性の高さにある
  • 優しい色合いと滑らかな木肌は高級感を演出
  • 和室だけでなく洋室にも馴染みやすい点が特徴
楢(ナラ)
  • ナラ材は硬く、強度も高いため長く使い続けられる
  • 湿気にも強く、日本の気候にも適している

これらの違いを事前に把握しておくことで、仏壇選びの際により希望に近いものが選択できるでしょう。

10つの宗派ごとの仏壇の種類

仏壇を選ぶ際には、それぞれの宗派によって適した仏壇の種類があることをご存知でしょうか。ご先祖様を供養する大切な場所である仏壇選びは、宗派の教えや作法に合ったものを選ぶことが重要です。おもな宗派と仏壇の違いは以下のとおりです。(詳しくは寺院様にお尋ねください)

宗派 特徴
天台宗 ご本尊に阿弥陀如来(座弥陀)、脇侍に天台大師、伝教大師(最澄)を安置する
真言宗 ご本尊に大日如来、脇侍に弘法大師(空海)、不動明王像を安置する
浄土宗 ご本尊に阿弥陀如来(舟立弥陀)、脇侍に善導大師、法然上人を安置する
浄土真宗本願寺派 ご本尊に阿弥陀如来(西立弥陀)。脇侍には親鸞上人・蓮如上人を安置する
真宗大谷派 ご本尊に阿弥陀如来(東立弥陀)。脇侍には十字名号・九字名号を安置する。
臨済宗 ご本尊に釈迦如来(座釈迦)、脇侍に無相大師、花園法皇などを安置する
曹洞宗 ご本尊に釈迦如来(座釈迦)、脇侍に承陽大師(道元禅師)、常済大師を安置
日蓮宗 ご本尊に曼荼羅(まんだら)と呼ばれる図像、(曼荼羅の前に日蓮聖人や三宝尊を飾る場合もあります)。脇侍に鬼子母神、大黒天を安置する

ただし、最近では宗派の教えや考え方の違いを理解したうえで、自分の好みに合った仏壇を選ぶ方が増えています。

仏壇の購入から設置まで

仏壇は一度購入すると、長く大切に使い続けるものです。そのため、購入から設置までにはどのような流れで行われるのか事前に把握しておくことが大切です。一般的な流れは以下のとおりです。

仏壇選び・購入

仏壇選びは、故人への想いを形にする大切なプロセスです。しかし、いざ仏壇を選ぼうとしても、種類や価格も様々で、何から始めればいいのか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。ここでは仏壇選びの際に考慮すべきポイントをご紹介します。

ポイント 説明
サイズ
  • 事前に設置場所の幅・奥行き・高さを測る
  • スペースが限られる場合は小型の上置き仏壇や家具調仏壇も検討
デザイン
  • 仏壇のデザインは、大きく分けて伝統的仏壇と現代的な家具調仏壇がある
  • 金仏壇は、金箔や漆塗りで装飾された重厚感のあるデザインが特徴
  • 金仏壇は、繊細な彫刻や素材の重厚さと美しさが特徴
  • 家具調仏壇はシンプルでモダンなデザインが多く、洋室にも馴染みやすい点が特徴
材質
  • 仏壇の材質はおもに木材が使われ、木材の種類によって価格や耐久性が異なる
  • 代表的な木材としては、黒檀や紫檀などの唐木や、欅や檜などの銘木がある
価格
  • 仏壇の価格は、サイズ・デザイン・材質・機能によって大きく異なる
  • 予算に合わせて選ぶことが大切
  • 安価な仏壇は品質が劣る場合もあるため注意が必要

配送日時の決定

購入した仏壇の配送日時を仏壇店と打ち合わせします。納入日を助言される寺院もあります。仏壇のサイズや設置場所によっては、特殊な機材が必要になる場合もあるため、事前に確認しましょう。

古い仏壇の移動

既に仏壇を持っている場合は、新しい仏壇の設置場所を確保するために、古い仏壇を移動する必要があります。仏壇の移動は専門業者に依頼するのが一般的です。

仏壇の移動を専門に行っている業者では、仏壇の解体・運搬・設置・処分までを一貫して行ってくれるところが多いです。魂抜きは事前にお寺様に相談される方が良いでしょう。

仏壇の移動にかかる費用は、仏壇の大きさや移動距離、作業内容によって異なります。仏壇の移動を検討する際には、複数の業者に見積もりを依頼し、比較検討しましょう。

仏壇の設置

配送された仏壇を設置場所に運び込み、設置します。仏壇の設置はただ置くだけではなく、仏壇の向きや高さ、置く場所など適切な設置場所を選ぶことが大切です。

仏壇の設置は、専門業者に依頼することも可能です。専門業者は、仏壇の設置に関する知識や経験が豊富なので、適切な場所に設置してくれます。また、仏壇の移動や調整なども行ってくれるので、安心です。

仏具の設置・調整

仏壇を設置したら、中に仏具を安置していきます。位牌や仏像・香炉・花瓶など、宗派によって必要な仏具が異なります。仏具の配置や飾り方も宗派によって異なるので、事前に確認しておきましょう。

開眼法要

新しい仏壇を購入した際には僧侶に読経してもらい、仏壇に魂を入れる「開眼法要」を行います。開眼法要は、仏壇の設置後に行うのが一般的です。

購入から設置、開眼法要まで、仏壇店によっては一括して行ってくれる場合もあるため、事前に確認しておくと安心です。

開眼法要は、宗派によって作法が異なる場合があるので、事前に菩提寺に相談しておきましょう。たとえば浄土真宗では「開眼法要」を行わず、「遷仏法要」と合わせて「入仏式」を行うことが多いようです。

種類を把握して最適な仏壇を選ぼう

仏壇選びは、故人やご先祖様を供養するための大切な準備です。本記事で解説した内容をもとに、納得のいく仏壇選びをしてください。

仏壇をお探しなら、JR佐賀駅より車で約30分の場所(福岡県大川市大字津)にございます江頭仏壇店へご相談ください。江頭仏壇店では高級仏壇や昔ながらの伝統にそった仏壇など、豊富な種類を取り揃えています。仏壇選びは、故人への想いを形にする大切なものです。実物を見てみたい方は、ぜひ一度ご来店ください。

佐賀で仏壇選びは江頭仏壇店

商号 株式会社 江頭仏壇店
所在地 〒831-0035 福岡県大川市津17−2
TEL 0944-88-0001
0120-07-7718
FAX 0944-86-5867
営業時間 8時30分~17時30分
定休日 第1・第3水曜日
URL https://www.butsudan.co.jp